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こんにちは!
YOU設計の代表 猪又です。
このたび、福岡県北九州市で設計を担当したCBRE様の物流倉庫の地鎮祭が、無事に執り行われました!
CBRE様、施工会社の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございます。
今回の建物は、延床面積30,000㎡を超える大規模な物流倉庫です。
建物の規模が大きいからこそ、「無駄のない構造」と「工期・施工のしやすさ」の両立にこだわって設計しました。
本記事では、地鎮祭の様子とあわせて、設計で工夫したポイントをご紹介します。
地鎮祭は、工事を始める前にその土地の神様をお祀りし、工事の安全と建物の繁栄を祈る大切な儀式です。
当日はテント内に祭壇が設けられ、厳かな雰囲気の中で執り行われました。

多くの関係者の皆様にご参列いただき、神職の方による祝詞奏上やお祓いが進められました。

「地鎮の儀」では、関係者の代表の方が木槌で杭を打つ所作を行い、いよいよ工事が始まることを実感する瞬間となりました。

無事に地鎮祭を終え、これから本格的に工事が始まります。
大規模な物流倉庫では、床に載る荷物の重さが大きくなるため、柱や梁がどうしても太く・重くなりがちです。
柱や梁が太くなると、鉄骨の量が増えてコストが上がるだけでなく、倉庫として使える空間にも影響します。
そこで今回は、床を支える小梁の向きを交互に変える「市松貼り」の床組を採用しました。
これにより、
といった効果があります。
延床面積が3万㎡を超える建物では、床の工事にかかる手間と時間が全体の工期に大きく影響します。
今回は床に「鉄筋トラス付デッキプレート」を採用しました。
鉄筋があらかじめ工場で組み込まれたデッキプレートのため、現場での配筋作業や型枠が減り、施工の手間を減らして工期短縮につなげることができます。
また、地震の揺れなどに対して床がしっかり一体となって働くよう、シアコネクタ工法で床と鉄骨梁を緊結し、床の剛性を確保しています。
今回の倉庫は、平面の長さが100mを超える大きな建物です。
鉄骨やコンクリートは、夏と冬の気温差によってわずかに伸び縮みします。
建物が長くなるほどこの伸び縮みの量も大きくなり、柱や梁に「温度応力」と呼ばれる力が生じます。
そこで、温度変化による伸び縮みの影響を考慮したフレーム計画を行い、長く安心して使える建物になるよう配慮しました。
大規模な倉庫・工場ほど、地震の揺れだけでなく、荷物の重さや温度変化といったさまざまな力を考えた構造設計が重要です。
既存の倉庫で増築や用途変更を検討される場合も、建物の構造を事前に確認しておくことをおすすめします。
今回は、福岡県北九州市で計画中のCBRE様 物流倉庫の地鎮祭の様子と、設計のポイントをご紹介しました。
完成まで、引き続き安全第一で進めてまいります。工事の進捗も、改めてご紹介できればと思います。
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