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こんにちは!
YOU設計の代表 猪又です。
「工場の老朽化が気になるけれど、工事のために操業を止めるわけにはいかない…」
「もし生産ラインを止めてしまったら、取引先への納期が遅れて信頼を失ってしまう…」
このように、福岡で工場の改修を検討している多くの経営者様が、工事中の生産への影響に頭を悩ませています。
建築資材やエネルギーコストが高騰する今、操業停止による売上減少のリスクは避けたいものです。
しかし、事前の入念な計画と施工の工夫次第で、工場を稼働させたまま安全に、かつスピーディに改修することは十分に可能です。
今回は、福岡の工場改修で操業を止めずに工期を短縮するための「3つの工夫」を分かりやすく解説します。
工場を動かしたまま改修する「居ながら改修」で、最も基本となるのがエリアの画定です。
工事を行う場所と、通常通り稼働する生産ラインを物理的に分ける計画を立てます。
これを建築実務では「ゾーニング」と呼びます。
具体的には、工事エリアとの境界に気密性の高い仮設の間仕切り壁や防塵シートを設置します。
これにより、工事中に発生するホコリやゴミ(粉塵)が生産エリアに侵入するのを確実に防ぎます。
特に精密機械や食品を扱う工場では、わずかなホコリでも製品の品質に影響を与えかねません。
また、一度にすべての工事を行うのではなく、いくつかのエリアに分けて順番に施工を進めることで、生産を維持しやすくなります。
工事エリアをしっかり限定することは、工場全体の安全管理にも直結します。
事前の打ち合わせで、どの生産ラインをいつ、どのように動かすかを共有し、それに合わせた仮設の仕切り方を設計段階で計画しておくことが成功の鍵です。
工期を短縮するために最も効果的なのは、工事が始まってからの「想定外のトラブル」をゼロにすることです。
古い工場の場合、建てられた当時の図面と実際の建物の状態が異なっていることがよくあります。
事前調査が不十分なまま工事を始めると、「壁を壊したら予定にない配管が出てきた」「基礎の補強が想定より必要になった」といった事態が起こります。
これによる設計変更や工事の一時ストップは、工期が延びてしまう最大の原因です。
そのため、私たちは設計前の段階で、建物の細部まで正確に把握する現地調査を徹底して行います。
最新の測定器を使い、現状の柱や梁、配管の位置をミリ単位で把握します。
さらに、現場での作業時間を減らすために「工場で部材をあらかじめ組み立ててから搬入する工法」なども検討します。
コンクリートが乾くのを待つような工程をできるだけ減らす設計にすることで、現場での工事期間は大幅に短縮できます。
事前の正確な調査と計画こそが、結果として最も早い工期での完成を実現します。
大きな騒音や振動、においが発生する作業は、平日の通常稼働時を避けるスケジュールを組みます。
具体的には、土日や祝日、夜間などの操業していない時間帯をピンポイントで活用して工事を進めます。
工場の操業スケジュールに合わせ、いつ、どの工事を行うかを綿密に組み込んだ工程表を設計段階で作成します。
これにより、平日は通常通りに工場を動かし、休日の間に一気に重い工事を終わらせることが可能です。
また、工事に携わる作業員と、工場の従業員や資材搬入トラックの「動線(移動ルート)」を完全に分けることも重要です。
出入り口や仮設の通路を別々に設けることで、従業員の皆様の安全を確保し、日常業務を妨げません。
福岡の工業団地や限られた敷地であっても、この動線計画を初期からシミュレーションしておくことで、お互いにストレスなくスムーズに工事が進みます。
生産を最優先に考えたきめ細かな計画が、操業を止めない改修には欠かせません。
今回は、福岡で操業を止めずに工場改修を成功させるための3つの工夫をお伝えしました。
仮設仕切りによる確実なエリア分け、着工前の徹底した現地調査、時間外工事と動線分離を組み合わせることで、生産への影響を最小限に抑えながら安全に改修を行うことができます。
これらを実現するためには、工場の稼働スケジュールや生産プロセスを十分に理解し、無理のない計画を形にできる設計事務所のサポートが欠かせません。

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