工場・倉庫の耐震相談を放置する危険性 | 福岡密着|工場耐震相談サポートセンター

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工場・倉庫の耐震相談を放置する危険性

こんにちは!
YOU設計株式会社の代表 猪又です。

福岡で工場・倉庫の耐震相談を得意とする設計事務所として、日々多くのご相談をいただいております。
工場や倉庫を運営されている方々とお話しさせていただきますが、その中でよく見かけるのは、

「うちの工場や倉庫は古いけれど、耐震性は大丈夫なのだろうか…」

と不安を感じながらも、放置してしまうケースです。

しかし実際には、工場や倉庫の耐震相談を放置していた結果、思わぬ損失や経営リスクに直面した企業も少なくありません。
今回では、工場や倉庫の耐震相談を後回しにすることでどのような危険性が生じるのかを、3つの視点から解説いたします。

リスク①:製造停止のリスク

工場や倉庫は企業の生産や物流を支える基盤です。

ところが、地震や台風などで建物に被害が発生すれば、操業停止を余儀なくされます。
福岡に拠点を置く製造業や物流業では、数日の停止が取引先への納期遅延に直結し、信用問題へと発展するケースも多いのです。

倉庫の場合、保管している製品や資材が損壊することで、顧客対応や在庫調整に追われ、大きな損害が発生します。
被害そのものよりも、事業が止まることが経営に致命的な影響を与えるのです。

耐震相談を行い、建物の安全性を把握することは、こうした操業リスクを未然に防ぐための第一歩です。

リスク②:修繕費用の増大

工場や倉庫の耐震相談を怠り、老朽化を放置したまま災害に遭遇すれば、修繕費用は一気に膨らみます
本来であれば補強工事で済むはずの部分が、倒壊や大規模被害により全体工事を余儀なくされ、多額の出費を伴います。

さらに、災害後は需要が集中して工事費用や資材価格が高騰し、施工スケジュールも遅れがちです。

予防的に耐震相談を行い、計画的に補強することで、将来のコスト増を避けられる可能性があります。
「今は費用をかけたくない」と後回しにすることが、最終的に高い費用を支払わなければならない可能性があることを忘れてはいけません。

リスク③:人的被害と企業ブランドの信頼低下

工場や倉庫の耐震相談を放置する最大の危険性は、従業員や関係者の命に関わるリスクです。

建物の倒壊や部材の落下により人的被害が発生すれば、企業は社会的信用を一瞬で失います。
特に福岡のような都市部では、地域社会とのつながりや顧客からの信頼が経営基盤を支えています。

「安全を軽視した企業」というレッテルが一度貼られてしまえば、取引停止採用難など、その後の経営に長く影響を及ぼします。

逆に、耐震相談を受け、必要な補強を行うことは、従業員と地域の安全を守る企業姿勢を示すことにつながり、企業ブランドを高める要素にもなります。
経営者にとって耐震相談は、単なる建物管理ではなく、社会的責任を果たすための行動でもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか…?

今回は工場・倉庫の耐震相談を放置する危険性について解説させていただきました。

工場や倉庫の耐震相談を放置することは、製造停止のリスク修繕費用の増大、そして人的被害と企業ブランドの信頼低下という重大なリスクを抱えることを意味します。
福岡で工場・倉庫の運営を行う方々にとって、耐震相談は「いずれやること」ではなく「今すぐ取り組むべき課題」です。

福岡県で工場・倉庫の耐震相談はお任せ下さい!

工場倉庫耐震相談サポートセンターでは、無料耐震診断を承っております。
小さな不安を解消し、将来にわたって安心できる事業環境を整えるために、ぜひお気軽にご相談ください!

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